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台湾ドラマでブレイクした俳優たちが次々と映画中心に活動路線を変更し、
深刻な主役不足となっている。
それまでの台湾ドラマで史上最高視聴率を叩き出した
『命中注定我愛你(邦題:ハートに命中!100%)』に主演し、
モデルから一転して人気俳優となったイーサン・ルァン(阮經天)。
地元・台湾のドラマで人気を集めたのち、中国に拠点を移した
ミンダオ(明道)。
デビュー作のドラマ『痞子英雄(邦題:ブラック&ホワイト)』で
ダブル主演を務め、前出のイーサン・ルァン(阮經天)と共に
同年の『艋舺(邦題:モンガに散る)』に出演して映画に本格転向した
マーク・チャオ(趙又廷)。
台湾の芸能界では、ドラマで人気に火が点くとすぐ映画界に転向、
または活動拠点を台湾以外に移す俳優が多く、深刻な主役不足に
悩まされてている。
台湾文化部では昨年、台湾独自のコンテンツを後押しするため、
ドラマへの資金補助を開始した。
3000万台湾ドル(約9200万円)程度の補助金を提供したことが
明らかになっている『彩虹的那一辺』や『願嫁金亀婿』の2作品は、
半年前から制作準備が進んでいる。
しかし、キャストはほぼ決定しているにも関わらず、男性主人公を
演じる俳優が決まらない状態に陥っている。
『願嫁金亀婿』では主演候補が二転三転している。
ドラマ『流星花園~花より男子~』で知られるF4の
ヴァネス・ウー(呉建豪)は、俳優業を一時休止して音楽活動中。
昨年のドラマ『向前走向愛走』で人気を集めたトニー・ヤン(楊祐寧)は
映画の撮影中。
頼みの綱として、男性歌手で俳優としても人気のショウ・ルオ(羅志祥)に
オファーを送ったが、「お金持ちのおぼっちゃまを再び演じたくない」
という理由で断られたという。
こうした状況により、これまで準主演級だった俳優らが出世して
主演に抜擢されるも、彼らにオファーが集中してやはり人材不足は
解消しなかった。
新人抜擢するにしても、それで視聴率が取れるかどうかというリスクが高く、
頭の痛い問題が続いている。
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